2024年モデルチェンジで蘇るCB1300の魅力、30周年迎えるCB1300 進化と変化を総まとめ

CB1300シリーズ(出典:HONDAホームページ) 「リターンしてから」
CB1300シリーズ(出典:HONDAホームページ)

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イントロダクション

ホンダのCB1300シリーズは、長年にわたって多くのバイク愛好者から支持されてきました。その圧倒的な存在感と、信頼性の高いエンジン性能は、大型バイク市場で不動の地位を確立しています。2024年、ついにCB1300がモデルチェンジを迎え、さらに進化した姿で蘇りました。これまでの歴史とともに新たな魅力を加え、多くのライダーの心を掴んでいます。この記事では、2024年モデルチェンジでの変更点や、30周年記念モデルの魅力、そしてCB1300ファイナルエディションの詳細について総まとめしていきます。

1. 2024年モデルチェンジ!蘇るCB1300の魅力

1-1. CB1300のデザインと仕様の変更点

2024年モデルのCB1300では、クラシックなネイキッドスタイルを維持しつつ、モダンな要素が追加されています。特に、ヘッドライトやテールランプのデザインが洗練され、よりスタイリッシュな外観に進化しました。フロントカウルの形状もより空力に優れたデザインへと変更され、高速走行時の安定感が向上しています。

Photo:CB1300 SUPER FOUR SP
ヘッドライト:CB1300 SUPER FOUR SP
フロントカウル:CB1300 SUPER BOL D’OR SP
フロントカウル:CB1300 SUPER BOL D’OR SP
テールランプ:CB1300 SUPER BOL D’OR SP
テールランプ:CB1300 SUPER BOL D’OR SP

1-2. ホンダの新型CB1300の最新装備

新型CB1300には最新の電子制御技術が搭載されており、走行性能が格段に向上しました。例えば、トラクションコントロールやクルーズコントロールが標準装備され、より快適かつ安全なライディングが可能になっています。また、新しい液晶ディスプレイが搭載され、ライダーは一目でさまざまな情報を確認できるようになりました。

1-3. 進化を遂げたエンジン性能と燃費の向上

エンジンの性能も進化を遂げ、特に低中速域でのトルクが増加しています。これにより、街中での扱いやすさが向上し、長距離ツーリングでも疲れにくい仕様となっています。また、ホンダ独自の技術により、燃費性能も改善され、エコフレンドリーなライディングが可能です。排気系にはインラインフォアを主張する4本のパイプがエンジン下部で集合する4into1のエキゾーストシステムと2室構造のマフラーを装備し、低回転域ではより重厚に、高回転域では直4らしい官能的な排気音を生み出しています。

CB1300シリーズ 直4エンジン音

2. 30周年モデル:CB1300の歴史と進化

2-1. 特別仕様!30周年記念CB1300

2022年にはCB1300が誕生して30周年を迎えた記念モデルが、全720台の台数限定、限定カラーや特別なロゴ、シリアルナンバーが施された特別仕様として販売されました。2024年現在この30周年モデルは中古市場でも人気を博し、今でも高値での取引がされています。

CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary
CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary
CB1300 SUPER BOL D’OR SP 30th Anniversary
CB1300 SUPER BOL D’OR SP 30th Anniversary

2-2. 大型バイク市場におけるCB1300の位置付け

CB1300は、大型バイク市場においてその存在感を増しており、特に長距離ツーリングに適したモデルとして広く認識されています。他の大型バイクに比べ、乗り心地や操縦性に優れ、国内外のライダーから高い評価を受けています。

2-3. ホンダのバイク哲学とCB1300シリーズ

ホンダのバイクづくりにおける哲学は、「人とバイクが一体となる乗り物を作る」というものです。この理念は、CB1300シリーズにも脈々と受け継がれており、ライダーの操作に忠実に応えるハンドリングと、快適な乗り心地が特徴です。

3. CB1300ファイナルエディションの詳細

3-1. 生産終了モデルの今後、ファイナルエディションは出るのか?

CB1300は既に受注生産が終了しメーカーの製造納車に時間がかかっている状況であり、新規での販売は全国のホンダの正規ディーラーの在庫分のみが販売されています。2026年11月から導入される次期排ガス規制の影響を受け、後継車が開発されるのか?このまま終焉してしまうのか?はまだ不明です。もし終焉してしまうとした場合、ファイナルエディションの発売が期待される所です。

4. 乗り心地を追求したCB1300 SPバージョン

4-1. オーリンズサスペンションの採用

CB1300 SPバージョンでは、高性能サスペンションメーカーのオーリンズが採用されています。このサスペンションは、路面の凹凸をしっかりと吸収し、滑らかな走行感を提供します。特にツーリング時の長距離走行でも疲れにくく、乗り心地の向上が大きな魅力です。

ÖHLINS製のインナーチューブ径φ43mm正立フォーク
ÖHLINS製のインナーチューブ径φ43mm正立フォーク
リアサスペンションには、φ49mmの大容量リザーバータンクを備えたÖHLINS製のショックアブソーバー
リアサスペンションには、φ49mmの大容量リザーバータンクを備えたÖHLINS製のショックアブソーバー

4-2. ブレンボブレーキシステムによる安全性能

ブレーキシステムには、信頼性の高いブレンボ製のブレーキが搭載されており、安全性が大幅に向上しています。ブレンボは、レースや高性能車両で採用されているトップメーカーであり、CB1300 SPバージョンにおいても、制動力と安定感が高く評価されています。急なブレーキングでも滑らかに減速でき、安心して乗りこなすことができます。

Brembo製のラジアルマウント式4ポッドキャリパーを装備
Brembo製のラジアルマウント式4ポッドキャリパーを装備

4-3. ネイキッドスタイルとロードスポーツモデルの融合

CB1300 SPバージョンは、クラシックなネイキッドスタイルを維持しつつも、ロードスポーツモデルとしての性能も兼ね備えています。快適なライディングポジションと、シャープなハンドリングが両立しているため、街中から高速道路、ワインディングロードまで、あらゆるシーンで楽しむことができます。

5. CB1300の搭載システムと電子制御技術

5-1. 電子制御による走行性能の向上

CB1300の2024年モデルには、最新の電子制御技術が搭載されています。特に、トラクションコントロールや電子制御サスペンションにより、走行時の安定感が飛躍的に向上しました。また、ライダーが自在に設定を調整できるシステムも搭載され、あらゆる走行シーンで最適なパフォーマンスを発揮します。

5-2. DOHC水冷エンジンの詳細

CB1300に搭載されているDOHC水冷エンジンは、信頼性と耐久性に優れ、長距離ツーリングにも対応したパワフルな性能を発揮します。特に、低中速域でのトルクが増大しており、街乗りから高速道路までスムーズな加速を楽しむことができます。また、水冷システムにより、エンジンの過熱を防ぎ、安定したパフォーマンスを維持します。

5-3. 最新技術がもたらす乗り心地

CB1300の2024年モデルには、最新の技術が多く採用されており、乗り心地も大幅に向上しています。電子制御サスペンションやABS、クルーズコントロールなどが搭載され、長時間のライディングでも快適さを保つことができます。これにより、ライダーはよりリラックスして走行できるため、ツーリングや長距離移動でも疲れにくくなっています。

6. CB1300 中古市場の動向と価値

6-1. 中古のCB1300を購入する際の注目点

CB1300は、新車市場のみならず中古市場でも高い人気を誇っています。中古のCB1300を購入する際には、いくつかの注目ポイントがあります。まず、走行距離やメンテナンス履歴は非常に重要です。特に大型バイクは、適切に整備されているかどうかが寿命に大きく影響します。定期点検やオイル交換がきちんと行われているか確認しましょう。また、外装やサスペンションの状態も確認することで、今後の修理コストを予測できます。

6-2. ファイナルエディションの中古価格予測

CB1300ファイナルエディションが発売された場合、生産終了後もその希少性から中古市場で高値での取引が予想されます。限定モデルとしての付加価値がつくため、特にコレクターやファンの間で需要が高まるでしょう。中古価格は新車価格を超える可能性もあり、今後もその価値が維持されることが見込まれます。数年後にはプレミア価格がつくことも考えられるため、発売された場合、早めの購入が賢明です。

6-3. 保証とメンテナンスのポイント

中古車購入時には、保証内容とメンテナンスサービスも確認しておくことが重要です。ホンダの正規ディーラーで購入する場合、メーカー保証が継続されることが多く、万が一のトラブルにも安心して対応できます。また、ディーラーによっては独自の保証プランやメンテナンスパックを提供している場合もあり、長期的なサポートが期待できます。

7. CB1300の今後の展望と未来の可能性

7-1. SBとSF、それぞれの進化の可能性

CB1300シリーズには、スタンダードバージョン(SF)とスーパーボルドールバージョン(SB)の2種類があります。今後後継車が発売された場合の展開として、両モデルのさらなる進化が期待されています。特に、スポーツツアラーとしてのSBは、ツーリング性能の向上や、よりアグレッシブなデザインが施される可能性があります。一方、SFはクラシックなネイキッドスタイルを維持しつつ、最新の技術を取り入れた新しい魅力が加わる事が予想されます。

7-2. CB1300が大型バイク市場で果たす役割

CB1300は、ホンダの大型バイクラインアップの中でも重要な位置を占めています。特に日本国内のライダーにとっては、直列4気筒エンジンの乗りやすさと安心感から高い人気を誇ります。大型バイク市場では、スポーツツアラーやネイキッドモデルが人気ですが、CB1300はその両方の魅力を兼ね備えた稀有な存在です。今後も市場での人気を拡大していくことが予想されます。

7-3. ホンダが描くCB1300のビジョン

ホンダは、常に革新と伝統を融合させたバイク作りを目指しています。CB1300に関しても、今後さらに高度な電子制御技術やエコフレンドリーな技術を取り入れたモデルが登場する可能性があります。また、ライダーのニーズに応じたカスタマイズ性の高いモデルの展開も期待されており、CB1300の将来は明るいものといえるでしょう。

まとめ

2024年モデルチェンジを迎えたCB1300は、30周年という節目にふさわしい進化を遂げ、より一層の魅力を放っています。特に、デザインやエンジン性能の向上、最新の電子制御技術の搭載など、ライダーが求めるすべての要素が詰まった一台です。また、ファイナルエディションや30周年記念モデルといった限定仕様は、コレクターズアイテムとしても価値が高く、中古市場でも注目されています。今後もホンダのCB1300シリーズが大型バイク市場において重要な位置を占め続けることは間違いありません。2024年モデルを通じて、再びバイクの楽しさを実感できることでしょう。