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イントロダクション
バイクの免許を取り、若い頃に風を切って走った日々。結婚を機にバイクを降り、子育てに追われる中で、いつしかバイクは遠い記憶になっていましたね。でも、子育てが一段落し、ふと「またバイクに乗りたい」という気持ちが芽生えたあなたへ。50代からのリターンライダー、素晴らしい挑戦だと思います。
私も同じ世代、同じ気持ちでバイクの世界に戻ってきました。そんな私が「ニンジャ400で後悔しないための正しい選び方」について、あなたの友人のような目線で、実体験と最新の情報をもとに具体的にアドバイスさせていただきます。若い頃とは違う体力の変化、そして今のバイク事情。不安もたくさんあると思いますが、このガイドを読めば、きっとあなたの疑問は解決し、理想のニンジャ400との出会いが待っているはずです。
1. ニンジャ400で後悔しない選び方とは?

1-1. 後悔する前に知っておくべきニンジャ400の特徴
ニンジャ400は、その軽さとパワフルさのバランスが最大の特徴です。車重は乾燥重量で168kg(2023年モデル)と非常に軽量でありながら、最高出力は48馬力と十分なパワーを備えています。この組み合わせが、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで楽しめる秘訣です。スタイリングは「ニンジャ」の名にふさわしく、非常にスポーティーで魅力的なフルカウルデザイン。走行中の風当たりが少なく、高速道路での移動も比較的快適です。ライディングポジションは、かつてのレプリカほど極端な前傾姿勢ではないため、50代の私たちでも比較的楽に乗れます。足つき性も良好で、停車時の不安を感じにくいのもポイントです。
1-2. ニンジャ400が後悔される理由とその対策
ニンジャ400が「後悔した」という声には共通の理由がありますが、これらは事前に把握し対策を講じることで解決できます。 最も多いのは**「思っていたよりも前傾姿勢がきつい」という声です。特に長時間のツーリングでは首や腰に負担を感じる方もいますが、ハンドルスペーサーの取り付けや、ライディングフォームの見直し、適切な休憩で対策可能です。 次に「シートが硬い」という意見ですが、ゲルシートへの交換やエアクッションの使用で快適性は向上します。 また、「高速道路での風圧」**にはハイスクリーンへの交換が効果的です。肩から上への風圧が大幅に軽減され、疲労度が異なります。 「思ったよりスピードが出ない」「大型バイクにすればよかった」といった声もありますが、ニンジャ400は公道で十分に楽しめるパワーを持ち合わせており、大型バイクにはない軽快さがあります。私たちの年齢を考えると、安全に、そして楽しく乗れることが最も重要であり、ニンジャ400のパフォーマンスで十分に満足できるはずです。
1-3. 知恵袋から見るニンジャ400のユーザーの声
「知恵袋」などインターネット上のユーザーの声を見ると、「初めてのバイクに最適!」「軽くて扱いやすい!」「デザインが最高にカッコいい!」といった肯定的な意見が多数見られます。特に初心者やリターンライダーからの評価が高いのは、軽量性や足つきの良さ、扱いやすいエンジン特性によるものです。街中での渋滞時やUターンも容易だという声も多く、デザイン面でも「ニンジャ」ブランドの魅力が際立っています。 一方で、「前傾姿勢がきつい」「シートが硬い」「高速走行が辛い」といった疲労に関するネガティブな意見もありますが、これらは解決策が示されており、対策を講じることで多くの方がニンジャ400を長く楽しんでいることがわかります。「大型バイクに乗り換えたい衝動に駆られる」という声もバイク乗りの共通の感情ですが、ニンジャ400の軽快さや扱いやすさには別の楽しさがあります。多くのライダーに愛されているバイクであることが、これらの意見から見て取れます。
2. ニンジャ400の評価と比較:気になるポイントを徹底解説

2-1. 新型と旧型の違いを比較して判断する方法
ニンジャ400を選ぶ上で、新型(2018年以降のEX400G)と旧型(2013年から2017年のEX400E)の比較は重要です。 新型の最大の魅力は、圧倒的な軽さと高回転までスムーズに吹け上がるエンジンです。フレームから新設計され、大幅な軽量化によりワインディングでの軽快なフットワークや取り回しの良さに貢献しています。エンジンも低回転からトルクがあり、高回転まで気持ち良く回るスポーティーな特性です。スタイリングはよりシャープでアグレッシブ。シート形状の工夫により足つきも改善されています。 一方、旧型は新型に比べて重心が低く、どっしりとした安定感が特徴です。新型ほどの軽快さはないものの、高速道路などでの安定性は高いという声もあります。エンジンは低中速を重視したセッティングで街乗りでの扱いやすさも良好です。デザインはやや丸みを帯びた落ち着いた印象で、中古車価格が手頃な傾向にあります。 どちらを選ぶかは、どのような走行をされたいかによります。軽快な走りや最新デザイン、取り回しを重視するなら新型が、高速ツーリングでの安定感や予算を重視するなら旧型も選択肢になります。50代からのリターンライダーであれば、取り回しの良さと足つき改善を考慮すると、新型が特におすすめです。
2-2. 他のバイクとの評価比較:CBRや他クラスとの違い
ニンジャ400は、ライバルのホンダCBR400Rや他クラスのバイクと比較することで、その特性がより明確になります。 CBR400Rは安定感とウェットな乗り心地が特徴で、低速トルクが厚く扱いやすいエンジン特性です。ロングツーリングでの快適性を重視するなら良い選択肢でしょう。対してニンジャ400は、軽快さと高回転まで回るスポーティーなエンジンが特徴で、ワインディングでの切り返しや街中での取り回しに優れています。 250ccクラスのニンジャZX-25RやCBR250RRと比較すると、ニンジャ400は**「パワーの余裕」が圧倒的です。高速道路での合流や追い越し、坂道での加速など、ストレスなくこなせる点が魅力です。 大型バイク、例えばニンジャ650やZ650と比較すると、ニンジャ400の「軽さ」**が際立ちます。大型バイクはパワーがありますが、車重が増えるため取り回しや押し歩きは重さを感じます。体力に自信がないリターンライダーや、徐々に慣れていきたい方には、ニンジャ400の軽量性が大きなメリットとなります。ニンジャ400は、大型バイクへのステップアップとしても最適であり、この一台で十分に満足できる方も多いでしょう。
2-3. レビューで高評価の魅力とよくある不満点を解説
ニンジャ400のレビューで特に高評価なのは、「取り回しの良さと軽さ」です。Uターンや押し歩きが楽で、立ちゴケの不安が少ない点が特にリターンライダーに支持されています。「デザインのカッコよさ」も魅力で、ZX-10R譲りのシャープなスタイリングは所有欲を満たします。また、400ccとしては「十分なパワーと扱いやすさ」を両立しており、街乗りからツーリングまで対応可能です。「燃費の良さ」や「足つきの良さ」も高評価のポイントです。 一方、よくある不満点としては、長距離走行時の「前傾姿勢とシートの硬さ」による疲労が挙げられますが、これらはハンドルスペーサーやゲルシートで改善可能です。「積載性の低さ」はスポーツバイクの宿命ですが、ツーリングバッグなどで対応できます。「ミラーの視認性」や「風防効果」も指摘されることがありますが、社外品で改善できる場合が多いです。また、「大型バイクへの憧れ」はライダーの性であり、ニンジャ400の魅力とは別のものです。これらの不満点の多くはアフターパーツで解決できるため、事前に把握し対策すれば、ニンジャ400でのバイクライフをより快適に楽しめるでしょう。
3. ニンジャ400の性能をチェック:燃費や加速など

3-1. エンジン性能の実態:気筒数やトルクについて
ニンジャ400の心臓部は、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンです。最高出力48PS(35kW)/10,000rpm、最大トルク37N・m(3.8kgf・m)/8,000rpmというスペックを持ちます。 「並列2気筒」であることの最大のメリットは、「低中速トルクの厚さ」です。低い回転数からしっかりとトルクを発揮するため、街中でのストップ&ゴーやワインディングの立ち上がりが非常に扱いやすいです。スロットルを開けた瞬間にグッと前に出る感覚は心地良く、初心者やリターンライダーにとっては安心感につながります。また、「軽量・コンパクト」であることも大きなメリットで、車体全体の設計の自由度を高め、重心を下げたり、足つきを改善したりすることに貢献しています。公道を走行する上で、ニンジャ400の2気筒エンジンは必要十分どころか、非常にバランスの取れた選択だと考えます。
3-2. 燃費や最高速度に見るロングツーリング性能
ニンジャ400は燃費が非常に優秀です。WMTCモード値で24.8km/Lですが、実際のツーリングでは25km/L以上を記録する方も珍しくありません。私自身も満タンで300km以上走行できることがあり、給油回数が少なくて済むのは助かります。 最高速度は公道で試すことはできませんが、約180km/hから190km/h程度は出るようです(個人的見解)。日本の高速道路の制限速度を考慮すれば全く問題なく、加速性能も含めて余裕があります。高速道路での追い越し加速もスムーズで、長距離移動でもストレスを感じることはほとんどありません。この燃費の良さと最高速度の余裕が、ニンジャ400のロングツーリング性能の高さにつながっています。タンク容量も14Lと十分で、適切な休憩と対策を講じれば、快適なロングツーリングを楽しめるでしょう。
3-3. ABSやコーナリング性能がもたらす魅力とは
ニンジャ400には、最新の安全装備や走行性能を向上させる技術が投入されています。 その代表がABS(アンチロック・ブレーキ・システム)です。急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぎ、特に雨の日や滑りやすい路面での安全性を高めます。とっさの判断力や反射神経が若い頃とは異なる私たちにとって、このような安全装備は非常にありがたい存在です。 ニンジャ400のコーナリング性能も特筆すべき点です。軽量な車体と新設計のトレリスフレームが、ワインディングでの高い旋回性能を実現。まるで手足のようにバイクを操れる感覚は、かつての「バイクと一体になる感覚」を再び味わわせてくれます。サスペンションも路面追従性が良好で、安定感と安心感をもたらします。これにより、安全に、そして楽しく走行できるでしょう。
4. 快適な乗り心地の秘訣:ニンジャ400のポジションと姿勢

4-1. 前傾姿勢やポジションの調整と疲労対策
ニンジャ400のライディングポジションは、スポーツモデルの中では比較的アップライト寄りです。かつてのレーサーレプリカほど厳しい前傾ではないため、過度な心配は不要です。シート高も低めに設定され、足つきも良好です。 それでも長時間のライディングで負担を感じる場合は、以下の対策が有効です。
- ハンドルスペーサーの装着: ハンドルを少し手前かつ上方にオフセットすることで、前傾姿勢をさらに緩やかにし、疲労度を劇的に軽減できます。
- シートの交換または加工: ゲルシートに交換したり、専門業者に加工してもらったりすることで、お尻への負担を軽減し、快適性が向上します。
- ライディングフォームの見直し: 腕だけでハンドルにしがみつくのではなく、体幹を使ってバイクをホールドする意識を持つと、手首や腕への負担が軽減されます。適度な休憩とストレッチも効果的です。 これらの対策を組み合わせることで、ニンジャ400を快適に乗りこなすことが可能になります。
4-2. ロングツーリングで快適とされる理由は?
ニンジャ400がロングツーリングでも快適とされる理由はいくつかあります。 まず、フルカウルによる高い防風効果です。高速道路では、カウルが風を大きく遮断するため、体への負担が格段に少ないです。ハイスクリーンに交換すればさらに防風効果が高まり、疲労度が軽減されます。 次に、エンジンの余裕です。400ccの排気量は高速道路での巡航に十分なパワーとトルクを提供し、100km/h巡航でもエンジンに無理がなく、振動も少ないため疲れにくいです。 さらに、適度なスポーツ性も快適さにつながります。適度な前傾姿勢は、ライダーに適度な緊張感と自由度を与え、長時間同じ姿勢でいることによる疲労感を軽減する側面もあります。これらの要素が、ニンジャ400での快適なロングツーリングを可能にしています。
4-3. 街乗りでも使いやすい車体設計とは
ニンジャ400は、スポーツバイクでありながら街乗りでも非常に使いやすい設計が魅力です。 最大のポイントは、やはり「軽さ」です。車両重量が軽いため、渋滞でのすり抜けや信号待ちでの安定性が高く、Uターンも容易で取り回しが楽です。 低速トルクの厚い並列2気筒エンジンも街乗りに貢献しています。発進時や低速走行時にスムーズに加速し、ギクシャクせずに快適に走行できます。これにより、頻繁なシフトチェンジの必要性が減り、疲れにくくなります。 良好な足つき性も街乗りでの安心感につながります。信号待ちで両足がしっかりと地面に着くのは、リターンライダーにとって非常に心強い点です。 また、ハンドルの切れ角が比較的大きいため、狭い場所での方向転換やUターンがしやすく、街中での取り回しに優れています。これらの要素が高次元で両立しているため、街中でも気軽に楽しめるバイクです。
5. ニンジャ400の価格と中古車選ぶ際の注意点

5-1. 新車価格と中古車価格の比較による選び方
ニンジャ400の購入には、新車と中古車の選択肢があります。 新車のメリットは、メーカー保証付きで故障リスクが低い「安心感」と、最新モデルに最初から乗れる喜びです。2025年モデルのメーカー希望小売価格は約792,000円(税込)で、諸費用を含めると乗り出し価格は80万円台後半から90万円程度になります。予算に余裕があれば、安心を買う意味で良い選択肢です。 中古車のメリットは、何よりも「価格の安さ」です。比較的新しい年式であれば、新車価格よりも数十万円安く手に入ることがあります。デメリットは車両の状態が千差万別であることで、購入後のメンテナンス費用がかさむリスクがあります。信頼できるバイクショップで保証付きの車両を選び、必ず現車確認と試乗をすることをお勧めします。
5-2. 安い中古の魅力とリスク:よく見るべきポイント
安い中古車には、購入費用の大幅な削減や慣らし運転の手間がないといった魅力があります。しかし、安さには理由があるため、リスクも伴います。 見るべきポイントとしては、走行距離と年式、修復歴や事故歴の有無(修復歴ありは避けるべき)、外観の状態(大きな傷や凹みがないか)、エンジンやマフラーの状態(異音やオイル漏れがないか)、電装系のチェック、タイヤの状態(溝やひび割れ、製造年週)、そして販売店の信頼性です。個人売買ではなく、保証付きの車両を信頼できるショップで購入し、納車前の整備内容も確認することが重要です。
5-3. 定期的なメンテナンスコストを考えた車検対策
400ccクラスのニンジャ400には車検があります。新車購入時は3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。車検費用は「法定費用」(約2万円~3万円)と「整備費用」に分かれ、整備費用を含めると1回あたり5万円~10万円程度かかることが多いです。 車検対策としては、日頃のメンテナンスを怠らないことが最も重要です。定期的なエンジンオイル交換、チェーンの清掃・注油、タイヤの空気圧チェック、ブレーキの点検などを心がけましょう。ご自身で行うのが難しい場合は、信頼できるバイクショップに任せるのが安心です。計画的にメンテナンスを行うことで、車検費用を抑え、長く安心してバイクに乗れるでしょう。
6. 初心者に優しい?ニンジャ400の使い勝手

6-1. 初心者がニンジャ400を選ぶ場合の注意点
ニンジャ400は初心者にも優しいと言われますが、リターンライダーも「初心者」としていくつかの注意点があります。 最も大切なのは**「無理をしないこと」です。かつての感覚でいきなり飛ばしたりせず、安全運転を心がけ、ご自身のペースで慣れていくことが大切です。 次に、「装備をしっかり揃えること」です。ヘルメット、ライディングジャケット、グローブ、プロテクター付きのパンツ、ライディングシューズは必須です。安全は金では買えないため、惜しまないでください。 そして、「慣れるまでは練習を重ねること」です。広い場所で発進、停止、Uターンなど基本的な操作を繰り返し練習し、低速でのバランス感覚を取り戻しましょう。 最後に、「定期的な点検を怠らないこと」**です。購入したバイクショップで定期点検を必ず受け、プロの目で見てもらうことで安心してバイクライフを楽しめます。
6-2. 大型バイクへのステップアップとしての評価
ニンジャ400は、大型バイクへのステップアップを考えている方にとっても非常に評価の高いモデルです。 大型バイクと同じような車格を持つため、将来的に大型バイクに乗り換えた際に違和感なくスムーズに移行できます。取り回しの感覚や風の受け方など、大型バイクに近い感覚を養えるでしょう。 また、十分なパワーを持ちながらも扱いやすいエンジン特性は、大型バイクのさらにパワフルなエンジンをコントロールする上で非常に役立ちます。いきなり大型バイクに乗る不安を軽減できます。 そして、スポーツ走行の基礎を学ぶのに最適なバイクです。軽量な車体と高い旋回性能は、コーナリングの基本を学ぶのにぴったりで、安全にスポーツ走行の楽しさを体験できます。ニンジャ400で培った経験と自信は、次のステップへの大きな原動力となるはずです。
6-3. ニンジャ400だからこその満足度と快適性
ニンジャ400が多くのライダーに愛され、高い満足度をもたらすのは、その多面的な魅力によるものです。 最も大きいのは、「見た目のカッコよさ」です。カワサキの「ニンジャ」ブランドは憧れの的であり、ZX-10R譲りのシャープなスタイリングは所有欲を満たし、乗るたびに気分を高揚させてくれます。 次に、「日常使いからツーリングまでこなせる汎用性の高さ」です。通勤や買い物に気軽に利用できる軽快さと、長距離ツーリングに対応できる快適性とパワーを兼ね備えています。一台で何でもこなせるため、飽きることなく長く乗り続けられます。 そして、「安心感と信頼性」です。日本のメーカーであるカワサキのバイクなので、部品供給や整備も安心です。ABSなどの安全装備も充実しており、安心してバイクライフを楽しめます。 ニンジャ400は、リターンライダーが求める「楽しさ」「快適さ」「安心感」を高次元でバランスさせており、この満足感と快適性こそが、ニンジャ400を選ぶ最大の理由になるでしょう。
7. デザインとモデルの魅力:カワサキらしさを分析

7-1. 旧型と新型モデル、それぞれの人気の特徴
ニンジャ400のデザインは、カワサキの持つ独特の魅力を強く反映しています。 新型モデル(2018年以降)のデザインは、ZX-10Rなどの上位機種のDNAを強く感じさせる、アグレッシブでシャープな印象が特徴です。LEDの切れ長のヘッドライトやエッジの効いたラインは、まさに現代のカワサキらしさを象徴しており、最新のトレンドを取り入れたいライダーに人気です。 一方、旧型モデル(2013年~2017年)のデザインは、新型に比べてもう少し丸みを帯びた、落ち着いた雰囲気が特徴です。それでもフルカウルスポーツとしてのスポーティーさは十分に持ち合わせ、どこかクラシックな魅力を感じさせます。派手すぎないデザインを好むライダーや、手頃な価格を求める方に根強い人気があります。どちらのデザインも魅力的ですので、実車を見て比較検討することをお勧めします。
7-2. ツーリングでも映えるデザインの魅力
ニンジャ400のデザインは、街乗りはもちろん、ツーリング先でも周囲の目を引く魅力があります。 最大の理由は、やはり「フルカウルスポーツ」という見た目です。大型のSSモデルにも引けを取らない迫力があり、遠目で見ると何ccのバイクか分からないほどの存在感があります。特にカワサキのライムグリーンは非常に目立ち、一目で「カワサキのバイクだ!」と分かるブランド力があります。ツーリング先で仲間と並べて写真を撮った際も、「映える」一台となるでしょう。 LEDライトやシャープなミラー、流麗なラインなど、細部のデザインへのこだわりも魅力的です。停車時も走行時も絵になるデザインは、ツーリングの楽しさをさらに高めてくれます。ノーマルでも十分に魅力的なデザインですので、ヘルメットやウェアのコーディネートを考えるのも楽しいでしょう。
7-3. 大きな車体と軽量感がもたらすイメージ
ニンジャ400は、フルカウルであるため一見すると「大きなバイク」という印象を受けますが、実際に乗ると驚くほど軽量で扱いやすいことに気づかされます。この「大きな車体」と「軽量感」のギャップが、ニンジャ400の持つ独特のイメージと魅力を作り出しています。 「大きな車体」がもたらすのは、「クラスを超えた存在感」です。400ccとは思えないボリューム感で、大型バイクと並んでも見劣りしません。これは所有する喜びにもつながります。高速道路での安定感にも寄与しているでしょう。 一方で、バイクを動かすと、乾燥重量168kgという「軽量感」に驚かされます。この軽さが、街中での取り回しの良さや、ワインディングでの軽快なハンドリングを生み出します。見た目の大きさとの良い意味でのギャップが、ライダーに驚きと満足感を与えるのです。このバランスが、無理なく、しかし満足感の高いバイクライフを送る上で非常にありがたい要素となっています。
8. 壊れやすさは本当?ニンジャ400の耐久性と注意点

8-1. ユーザー評価で目立つ壊れやすいとの声の実態
「ニンジャ400は壊れやすい」という声が稀にインターネットで見受けられますが、過度に心配する必要はありません。私個人の見解としては、適切なメンテナンスが重要です。 一部で「〇〇が故障した」「△△のトラブルがあった」といった声があるのは事実で、特に初期ロットやメンテナンス不足の車両ではトラブルが発生しやすい傾向にあるのかもしれません。しかし、これらの声はあくまで一部であり、ほとんどのオーナーは大きなトラブルなくバイクライフを楽しんでいます。もし本当に壊れやすいバイクであれば、これほど人気モデルにはならないでしょう。 「壊れやすい」という評判は、カワサキの昔からのイメージや、インターネットでトラブル情報が目立ちやすい傾向に起因している可能性が高いです。どのようなバイクでも故障のリスクはゼロではありませんが、そのリスクを最小限にするためには、正しい知識と適切なメンテナンスが不可欠です。
8-2. 定期的なメンテナンスで壊れにくくする方法
バイクを長く安心して乗り続けるためには、定期的なメンテナンスが何よりも重要です。 最も基本となるのは、エンジンオイルとオイルフィルターの定期的な交換です。走行距離や使用期間に応じて、メーカー指定のオイルで交換しましょう。 次に、チェーンの清掃と注油です。汚れたり油が切れたりすると寿命が短くなるだけでなく、走行中の不調にも繋がりますので、定期的なケアが必要です。 タイヤの空気圧チェックも欠かせません。燃費や安全性に影響するため、月に一度は必ずチェックし、適正な空気圧を保ちましょう。 その他にも、ブレーキパッドの残量チェック、ブレーキフルードの確認、冷却水の量チェック、プラグやエアクリーナーの清掃・交換、灯火類のチェックなど、日常的にできる点検を怠らないことが、トラブルの早期発見につながります。ご自身で難しい場合は、信頼できるバイクショップに任せ、定期点検パックなどを利用するのが安心です。
8-3. エンジンや部品交換のタイミングと寿命の目安
バイクの部品には寿命があり、交換タイミングを知っておくことは重要です。 エンジン本体の寿命は、適切なメンテナンスを行えば10万キロ以上走行するケースも珍しくありません。異音や吹け上がりの悪化、オイル消費の増加などがあれば、プロに見てもらいましょう。 主な消耗品の交換タイミングの目安は以下の通りです。
- タイヤ: 溝の残量やひび割れが目安。走行1万~2万キロ程度。
- ブレーキパッド: 残量が少なくなったら交換。走行1万~3万キロ程度。
- チェーン&スプロケット: 伸びやサビ、歯の摩耗が目安。走行2万~3万キロ程度。
- プラグ: 走行1万~2万キロ程度が目安。
- バッテリー: 寿命は2~3年が目安。冬場のセルの回りが悪いなどあれば交換。
- ブレーキフルード・冷却水: それぞれ2年ごと、車検ごと(2年ごと)に交換が一般的。 これらの時期はあくまで目安ですので、定期的な点検でプロの意見を聞くのが最も確実です。計画的な部品交換は、トラブル防止と安全な走行のために不可欠です。
9. 生産終了の噂と今後のモデル展開について

9-1. 生産終了リストに関するユーザーの不安と事実
「ニンジャ400が生産終了になる」という噂が流れることがありますが、現在のところ、カワサキからニンジャ400の生産終了は発表されておらず、すぐに生産終了になる可能性は低いと私は考えています(個人的見解)。 この手の噂は、排ガス規制対応やモデルチェンジサイクルに伴う一時的な生産停止や型式認定終了の情報が「生産終了」として拡散されることが多いようです。ニンジャ400は2023年モデルで日本の令和2年排出ガス規制に既に対応済みです。また、カワサキにとって世界的に需要の高い重要なモデルであり、そう簡単に生産を中止することはないでしょう。公式な情報はカワサキの公式サイトや信頼できるバイクメディアで確認してください。
9-2. Editionモデルの選択肢は今後どうなる?
ニンジャ400には「KRT Edition」や「SE(Special Edition)」といったEditionモデルが設定されることがあります。KRT Editionはカワサキレーシングチームのカラーリングをまとったモデルで人気です。 これらのEditionモデルは、通常モデルの生産が続く限り、継続して設定される可能性が高いと私は考えています(個人的見解)。KRT Editionは毎年、その年のレース活動を反映した最新カラーで発表されることが多く、SEモデルも特定の記念モデルや期間限定で登場します。これらは通常モデルと異なる付加価値を提供し、ユーザーの購買意欲を刺激する役割も果たしています。Editionモデルは人気が高く、発表されたら早めの予約が必要な場合もあります。
9-3. 将来の買い替えに備えるためのチェックポイント
ニンジャ400を長く大切に乗った後、いつか買い替えの時期が来るかもしれません。後悔しないために、今から将来の買い替えに備えておくべきポイントをいくつかご紹介します。 最も大切なのは**「メンテナンス記録をきちんと残しておくこと」です。整備履歴があれば、売却時に次のオーナーへバイクが大切に扱われていたことを証明でき、査定額も上がりやすくなります。 次に、「カスタムはほどほどに」。あまりに個性的すぎるカスタムは売却時にマイナスになることがあります。純正パーツは大切に保管し、元の状態に戻しやすいカスタムに留めるのが賢明です。 そして、「立ちゴケや事故に注意する」ことです。車体に大きな傷や凹みがあると査定額に大きく響きます。万が一の時は早めに修理を行い、記録に残しておきましょう。 最後に、「バイクの市場価格の動向を把握しておく」**ことです。定期的に中古車情報を見て、ご自身のバイクの相場を把握しておけば、買い替えの際に足元を見られることもなく、次のバイクの予算も立てやすくなります。ニンジャ400は人気車種なので、売却時のリセールバリューも比較的高い傾向にあります。
私の体験談

皆さんと同じように、子育てが一段落して「もう一度バイクに乗りたい!」という衝動に駆られた一人です。若い頃はRZ350という刺激的なバイクに乗っておりましたが、結婚でバイクから離れ、約20年が経ち50代になりました。
たまたま立ち寄ったバイクショップでニンジャ400を見た時の衝撃は忘れられません。シャープで洗練されたデザインは「今の400ccはこんなにも洗練されているのか!」と感嘆するほどでした。店長から「軽量で乗りやすい」と聞き、そのデザインに心を奪われましたが、20年ぶりのバイクなので不安も大きかったのが本音です。特に立ちゴケをよく経験していたので、「軽量とはいえ、立ちゴケしたらどうしよう…」という不安が一番でした。
実際に納車され、初めて跨った時の感動は忘れられません。足つきが想像以上に良く、両足がしっかりと地面に着く安心感がありました。エンジンは静かですが、アクセルをひねると心地よい排気音が響き渡ります。
最初は近所の駐車場で発進、停止、Uターンの練習から始めました。当初はかつての感覚が戻らず、よろめくこともありましたが、ニンジャ400の軽量性と低速でも粘るエンジンの特性のおかげで、徐々に感覚が戻っていきました。
初めてツーリングに出かけた時の感動は格別でした。かつてのワインディングロードをニンジャ400で駆け抜け、無理はせずとも、若い頃とは異なる「余裕」を持ってバイクを操る楽しさを味わうことができました。
長距離ツーリングでお尻が痛くなった際はゲルシートを、高速道路での風圧が気になった際はハイスクリーンに交換しました。これだけでも劇的に快適性が向上し、「備えあれば憂いなし」を実感しました。
ニンジャ400に乗って、私は本当にバイクのある生活を取り戻せたと思っています。新しい景色との出会い、風を全身で感じる爽快感。これらは一度離れてみると、その素晴らしさが身に染みます。
ニンジャ400は、私たち世代のリターンライダーにとって、本当に最高の相棒となってくれるはずです。無理なく、しかし満足感の高いバイクライフを楽しめるでしょう。私の体験談が、お客様のバイク選びの参考になれば幸いです。
ニンジャ400で後悔しないための正しい選び方とは まとめ
これまで、ニンジャ400で後悔しないための選び方から、その魅力、注意点まで、私の視点と経験を交えてお話ししてまいりました。
ニンジャ400は、私たち50代からのリターンライダーにとって、まさに「最適な一台」であると言えるでしょう。
- 後悔しない選び方では、その軽量性とパワフルさのバランスが幅広いシーンで楽しめる秘訣であり、前傾姿勢やシートの硬さといった懸念点も適切な対策で解決可能であることをお伝えしました。
- 評価と比較では、新型・旧型の違いやCBR400R、他クラスとの比較を通じて、ニンジャ400の「バランスの良さ」と、大型バイクへの最適なステップアップとしての側面を強調しました。
- 性能については、並列2気筒エンジンの低中速トルクの厚さ、燃費の良さ、そしてABSや優れたコーナリング性能が、安全で快適な走行を支えることを解説しました。
- 快適な乗り心地では、ポジション調整の重要性、フルカウルやエンジンの余裕がロングツーリングでの快適性を高めること、そして街乗りでの使いやすさも兼ね備えていることを再確認しました。
- 価格と中古車選びでは、新車と中古車のメリット・デメリットを比較し、適切な中古車選びのポイントと、車検を含めた維持費について考慮することの重要性を提案しました。
- 使い勝手では、リターンライダーとしての注意点、大型バイクへのステップアップとしての高い評価、そしてニンジャ400だからこその高い満足度と快適性があることを再確認しました。
- デザインとモデルの魅力では、新型・旧型それぞれの特徴や、ツーリングでも映えるフルカウルの存在感、そして**「大きな車体と軽量感」のギャップ**がもたらす独特の魅力を分析しました。
- 耐久性と注意点では、「壊れやすい」という噂の実態を否定し、定期的なメンテナンスがいかに重要であるかを強調しました。生産終了の噂についても、現在のところは事実ではないことを確認し、将来の買い替えに備えるためのポイントも提案しました。
ニンジャ400は、私たち「もう一度バイクに乗りたい」という情熱に応えてくれる、最適なパートナーとなってくれるはずです。この記事が、お客様のバイク選びの不安を解消し、ワクワクするようなバイクライフへの一歩を踏み出すお役に立てれば幸いです。
さあ、次はあなた様の番です。最高のニンジャ400を見つけ、共に風を切って走りましょう。