プロテクターで守られる!安全装備の選び方と体験談

50代からのバイク必須の安全装備は? 「リターンしてから」

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イントロダクション

バイクに乗る際、プロテクターは自分の命や健康を守るための重要なアイテムです。特に50代以上のライダーにとって、事故のリスクは無視できません。この記事では、バイク事故時にプロテクターがどれほど役立つか、そしてその選び方について深掘りしていきます。さまざまなタイプのプロテクターの効果や限界、また体験談を通じて、安全なライディングを支える装備について考察します。

プロテクターは意味がない?つけなくても大丈夫?

一部のライダーは「プロテクターを着けても、本当に意味があるのか?」と疑問を抱くかもしれません。実際のところ、プロテクターは転倒時や衝突時の衝撃を吸収し、ライダーの体を守るために設計されています。ただし、プロテクターには限界もあり、すべての事故を防げるわけではありません。しかし、リスクを最小限に抑えるためには、適切な装備を選ぶことが不可欠です。

50代以上のライダーの事故原因

都内の二輪車乗車中の交通死亡事故を年代(年齢層)別に見ると2023年、過去5年平均ともに、「50歳代」が多くなっています。リターンライダーの皆さんが関わる事故の主な原因には、いくつかのポイントがあります。出典:警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(2023年中)

  • 運転技術の低下:長期間バイクに乗っていなかったことで運転技術が衰えていることが多く、事故リスクが高まる原因となっています。
  • 反応速度と判断力の低下:年齢に伴う身体能力の変化(特に反応速度や判断力の低下)が、事故を引き起こす一因となります。
  • 過信や危険行動:かつての経験に基づく過信が、新しいバイクの操作性や道路状況に対応できず、事故につながることもあります

プロテクターの装着状況と事故の関係

プロテクターの着用率について、ヘルメットは1986年の法制化以降ほぼ全ての方が着用しています。その他のプロテクターの着用率も年々増加傾向にあり、胸部プロテクターの着用率は2023年9月時点で9.2%とされています。2015年度の調査では7.1%だったため、着用率が徐々に増えていることがわかります。プロテクターの着用部位では、胸・腹部が最も多く、全体の構成率も上がっています。しかし反面、プロテクターを着用しない理由として、「着用が面倒」が最も多く、次いで「値段が高い」「プロテクターを知らない」「格好が悪い」などが挙げられます。

出典;警視庁 二輪車利用者に対するヘルメット及び胸部プロテクターの着用状況調査結果

胸部プロテクターの効果を検証

胸部プロテクターは、特に内臓や肋骨を守るために重要な装備です。胸に衝撃を受けた場合、命に関わることもあるため、胸部プロテクターの効果は非常に高いです。最新のプロテクターは軽量でありながら、強力な衝撃吸収力を持っているため、事故時のダメージを大幅に軽減します。

転倒時に求められるプロテクターの役割

転倒時、ライダーの体は地面に直接触れることになります。そのため、肘や膝、肩といった部位を守るためのプロテクターは欠かせません。特にバイクに乗る際には、これらの部位を適切に保護することで、大きなケガを防ぐことができます。転倒時の衝撃は想像以上に強く、その瞬間にプロテクターが効果を発揮します

プロテクターの優先順位

バイクの死亡事故の損傷部位は、頭部が45%、胸部が25%と頭部が最も高い数値となっています。プロテクターをしっかり装着していると、万が一事故に遭っても、怪我のリスクをかなり減らせます。プロテクターの着用部位の優先順位は、胸部・腹部→背中・腰→肩・肘・膝の順です。事故を起こしたときに死につながりやすい胸部・腹部は必須なので、最低でもまずはこちらを準備しましょう。現在はどれも製品として用意されていますので、バイクに乗ることイコール安全を前提としてプロテクター付きの製品を揃えるようにしましょう。

バイク事故 プロテクターで助かった事例について

万が一バイク事故に遭遇した際、私たちの体を守ってくれるものがプロテクターです。プロテクターがないと致命的な怪我を負うリスクが高まります。プロテクターのおかげで事故から助かった実例も報告されています。例えば、胸部プロテクターや脊椎パッドが重大な怪我を防いだという事例があります。あるライダーは、高速道路での事故時にプロテクターを着用していたことで、命を守ることができました。

参照:KOMINE公式チャネルより

バイクのプロテクター義務化はいつから?

現在ままだ一部(免許センター)以外でのプロテクター装着の義務はありません。しかしここまでご紹介してきたように50代以上の私たちにとってバイクとプロテクター装着はセットで考えておくべきです。何より安全装備が長く楽しくバイクに乗りつづける保険だと考えてください。

おすすめバイク用プロテクター

プロテクターの規格について知る

バイク用プロテクターは、主に以下の規格に基づいて設計されています。これらの規格は、プロテクターが事故時にどの程度の保護を提供するかを示していますのできちんと知識を持って選ぶ事が重要です。

  • CE規格(欧州基準)は欧州統一基準(EN規格)に基づいた試験を経て認証されます。
  • Level 2:≦ 9kN(平均値average)≦ 12kN(最大値max)
  • Level 1:≦ 18kN(平均値average)≦ 24kN(最大値max)

上記の数値は脊椎プロテクターのCE規格認定証試験の合格ラインを表記したもので、9回の試験の平均伝達力が9kN未満で、単一の試験結果が12kNを超えない場合、脊椎プロテクターのCE規格レベル2をパスできるということを示しています。数値(kN)が小さいほどプロテクターの衝撃吸収力が高いことを示しています。CEマークは、製品が欧州の安全基準に適合していることを示すもので、信頼性の高いプロテクターであることを確認できます。先ずはCE2レベルの製品で購入を検討しましょう。

JIS規格(日本工業規格)

日本ではJIS T 8133などの規格があり、特にヘルメットに関してはJIS規格が適用されています。これに準拠する製品は、日本国内で安全基準を満たしていると認められています。

バイク用プロテクターのサイズ

プロテクターはいざという時にきちんと機能することが求められるためサイズ選びが重要になります。

  • 体型に合わせたサイズ選び
    • プロテクターは身体にしっかりフィットすることが重要です。サイズはS、M、L、XLなどの一般的なサイズから選ぶことができ、製品ごとにサイズチャートが提供されています。特に、チェストプロテクターやバックプロテクターは、胸囲や身長に基づいて選ぶことが多いです。
  • 調整可能なストラップやフィッティングシステム
    • 多くのプロテクターには調整可能なストラップが付いており、体型に合わせてフィット感を調整することができます。これにより、動きやすさと安全性を両立させることが可能です。
  • ユニバーサルサイズ
    • 一部のプロテクターはユニバーサルサイズとして設計されており、調整可能な機能を備えています。これにより、異なる体型のライダーでも使用できるようになっています。

バイク用プロテクターを選ぶ際には、CEやJISなどの規格に基づいた製品を選ぶことが推奨されます。また、フィット感を確かめるために、試着してから購入することも重要です。これにより、万が一の事故時に適切な保護を提供できるプロテクターを選ぶことができます。

バイクプロテクターとその選び方

季節別おすすめプロテクター

3シーズン(春秋冬)用プロテクター

プロテクターをつけて安全性は確保したくても着心地がゴツゴツしたりスタイルが悪くなることは避けたい方にはインナープロテクターをおすすめします。インナータイプの良い点は、アウターを自分で選べるため自分の好きなファッションでバイクに乗れること、季節に合わせて服装を着替えられることが挙げられます。

バイクに乗る時はいちいち服装に迷いたくない、この一着に決めたい方は皮ジャンやゴアテックスなどしっかりした素材のジャケットをおすすめします。お気に入りで体にフィットしたアイテムは安全と快適なライディングをもたらしてくれます。

夏用プロテクター

猛暑の夏、バイクに乗るのは体力の消耗、熱中症との闘いです。せめて走っている間だけでも暑さを抑えたい方は、プロテクター付きメッシュジャケット一択ではないでしょうか。

その他プロテクターパーツ

・その他のプロテクター付き製品にはパンツやシューズ、グラブなど様々なものがありますが、種類が多いため次回以降、別ブログにてご紹介させていただきます。

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目的別おすすめプロテクター

短距離ライディング向けプロテクター

通勤や短距離ライディングでは、軽量でコンパクトなプロテクターがおすすめです。胸部や膝を守る最低限の装備があれば、万が一の事故でも大きなケガを避けることができます。着脱が簡単で、日常の使用にも適したモデルを選ぶと良いでしょう。

長距離ツーリング必須のプロテクター

長距離ツーリングには、耐久性があり、長時間のライディングでも疲れにくいプロテクターが必須です。全身をしっかりと保護するジャケットやパンツに加え、通気性が高く、快適に着用できるモデルを選ぶことが大切です。

各部位を守るプロテクターの選択ポイント

頭部、胸部、背中、膝、肘など、各部位ごとに適切なプロテクターを選ぶことが重要です。特に50代以上のライダーにとっては、体の衰えを考慮した装備が必要です。軽量でありながらも高い保護力を持つ製品を選び、安心してライディングを楽しみましょう。

Q&A

Q: バイク事故でプロテクターを着用していたら、どんな怪我を防げたのか?
A: プロテクターは、骨折や内臓損傷を防ぐために有効です。特に胸部プロテクターは肋骨や内臓を守り、背中のプロテクターは脊椎へのダメージを軽減します。

Q: 最近のバイクプロテクターはどれくらい効果があるのか?
A: 現代のバイクプロテクターは、軽量化と高い衝撃吸収性能を兼ね備えており、事故時の怪我を防ぐ効果が大幅に向上しています。

プロテクターで守られる!安全装備の選び方と体験談 まとめ

この記事では、プロテクターの重要性とその選び方について詳しく解説しました。バイク事故時にプロテクターがライダーを守る役割は非常に大きく、特に胸部や背中、膝を保護する装備は欠かせません。2024年にはさらに進化したプロテクターが登場し、ライダーの安全を守る技術が向上しています。プロテクターのデザインやブランドを比較し、あなたに最適な装備を見つけて、安全で快適なライディングを楽しんでください。