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イントロダクション
若き日にバイクを愛し、家庭や仕事のために一度はバイクから離れた私たち。子育てが一段落し、ふと気づけば50代。「もう一度、あの風を感じたい」とリターンライダーになった方も多いのではないでしょうか。そんな中、一台では飽き足らず、「もう一台、違うタイプのバイクも欲しいな…」と、バイク2台持ちに憧れを抱いている方もいるはずです。でも、「本当に2台持ちなんてできるのか?」「後悔しないか?」と、不安な気持ちも湧いてきますよね。
この記事では、そんな50代リターンライダーのあなたが抱えるであろう「バイク2台持ち」に関する疑問や不安に、私自身の経験も踏まえながらお答えしていきます。経済的な負担、置き場所の問題、時間的な制約、家族の理解など、現実的な課題をひとつひとつ丁寧に紐解き、後悔しないための具体的な解決策を一緒に考えていきましょう。さあ、ワクワクするバイクライフをさらに豊かにするヒントを、ここで見つけてみませんか?
バイク2台持ちの維持費はどれくらい?具体的な金額と節約術を教えます
Q:やっぱり維持費が心配です。税金や保険って2台分かかるんですよね?

A:そうですね。結論から言うと、維持費は単純に2倍になるわけではありませんが、確実に負担は増えます。これは現実として受け止める必要があります。でも、ご安心ください。具体的な金額を把握し、賢く節約することで、その負担をぐっと抑えることは可能です。
まず、税金についてです。軽自動車税(種別割)はバイクの排気量ごとに決まっています。
- 50cc以下:年額2,000円
- 90cc以下:年額2,000円
- 125cc以下:年額2,400円
- 250cc以下:年額3,600円
- 250cc超:年額6,000円
もしあなたが今、大型バイク(250cc超)に乗っていて、セカンドバイクとして原付二種(125cc以下)を所有する場合、税金は年間で6,000円 + 2,400円 = 8,400円となります。これなら、さほど大きな負担には感じないのではないでしょうか。
次に任意保険です。これは少し注意が必要です。1台目の保険とは別に、2台目の保険にも加入しなければなりません。しかし、多くの保険会社では「セカンドカー割引」と同様に、2台目以降の契約で保険料が安くなるプランを用意しています。また、もしセカンドバイクが原付二種(125cc以下)なら、現在乗っている車の任意保険に「ファミリーバイク特約」を付けることで、格安で保険を賄うことができます。この特約は保険料が年間1万円前後で、家族も補償対象になることが多いので、ぜひ確認してみてください。
車検が必要な250cc超のバイクを2台持つ場合は、車検費用がネックになります。車検は2年に1度ですが、一台あたり数万円〜10万円近くかかることもあります。ただ、ご自身でユーザー車検にチャレンジすれば、費用を大幅に抑えることができます。
その他にも、ガソリン代、オイル交換などのメンテナンス費用、消耗品(タイヤ、ブレーキパッドなど)の交換費用も2台分必要になります。しかし、セカンドバイクの用途を「近所の買い物やチョイ乗り」に限定すれば、ガソリン代や消耗品の減りも少なく、トータルでかかる費用を抑えることができます。
置き場所がない!家族の理解がない!2台持ちの壁を乗り越えるQ&A
Q:ガレージなんてないし、奥さんからは「またバイクを増やすの?」と冷たい目線が…。どうすればいいでしょうか?

A:この問題は、多くのリターンライダーが直面する最大の壁かもしれませんね。私自身も同じ経験をしました。でも、諦める必要はありません。大切なのは、「見せ方」と「伝え方」です。
置き場所がない問題は、工夫次第でどうにかなります。 まずは、ご近所の月極駐車場やバイク専用ガレージを探してみてください。最近は、セキュリティがしっかりしたバイク専用ガレージが増えてきています。費用は地域によって様々ですが、月々1万円~2万円程度で借りられる場所もあります。 「そんなお金は…」と思うかもしれませんが、家族に「趣味のスペースを確保することで、家の中にバイク用品が散乱しないようにする」と説明すれば、案外理解してくれるかもしれません。 さらに、バイクカバーやサイクルポートを活用するのも一つの手です。見た目をスッキリさせ、雨風からバイクを守るだけでも、家族の印象は変わります。
家族、特に奥さんの理解を得るのは、少し作戦が必要です。 まず、ストレートに「もう一台バイクが欲しい」と言うのはNGです。まずは「日々の生活が豊かになること」をアピールしましょう。 たとえば、「チョイ乗りに便利な125ccがあれば、買い物に行く手間も減るし、ガソリン代も安くなる」とか、「一緒にタンデムツーリングに行けるバイクがあれば、また旅行の幅が広がるね」といったように、家族へのメリットをさりげなく伝えてみてください。
私の場合は、大型バイクでは奥さんとタンデムするのが難しかったので、セカンドバイクとして比較的シートが低く乗りやすいアメリカンタイプを購入し、「これでまた二人で旅に出よう」と誘いました。実際にタンデムツーリングに出かけ、温泉や美味しい食事を一緒に楽しんだことで、奥さんも「バイク2台持ち」に好意的になってくれました。
大切なのは、決して「自分の趣味のためだけ」と思わせないこと。「家族との絆を深めるツール」としてバイクを捉え、そのことを誠実に伝えることが成功への近道です。
本当に2台乗りこなせる?賢い乗り分け方と時間の作り方
Q:2台も買って、結局一台は「盆栽化」してしまいそうで心配です。

A:その心配、非常によく分かります。せっかく手に入れたのに、埃をかぶってしまうのは悲しいですよね。でも、2台持ちを成功させている多くのリターンライダーは、「乗り分けのルール」と「時間の使い方」を明確にしています。
まず、「乗り分けのルール」を決めましょう。 例えば、
- 「休日のロングツーリングや高速道路を使った移動は大型バイク」
- 「平日のちょっとした買い物や近所のカフェに行く時はセカンドバイク」
- 「たまにはオフロードバイクで林道ツーリングにチャレンジする」 といったように、それぞれのバイクに「役割」を持たせることが重要です。
役割分担がはっきりしていれば、どちらかのバイクが疎かになることはありません。むしろ、その日の気分や用途に合わせてバイクを選ぶ楽しみが増えます。
次に、「時間の使い方」です。 50代になると、仕事や家族との時間など、若い頃よりも自由に使える時間は限られています。だからこそ、バイクに乗る時間を「計画的」に作る必要があります。 「毎週日曜日の午前中はバイクに乗る時間」と家族に宣言しておく、あるいは「仕事帰りに少し遠回りして帰る」など、日々の生活の中にバイクに乗る時間を組み込んでみましょう。
私の体験談ですが、以前は大型バイクばかりに乗っていたのですが、セカンドバイクとして購入した125ccのスクーターが、予想以上に活躍してくれました。仕事帰りにわざと遠回りして商店街に立ち寄ったり、普段行かないような場所を散策したりする「新しい発見の旅」が楽しめました。 大型バイクでは億劫だった「ちょっとそこまで」が、125ccスクーターのおかげで気軽に楽しめるようになり、結果的に2台とも乗る機会が増えました。
重要なのは、どちらか一方に偏りすぎず、2台とも「活躍する場」を作ってあげることです。そうすることで、2台持ちの醍醐味を存分に味わうことができます。
50代リターンライダーが選ぶべき2台目の組み合わせとは?
Q:2台目を買うならどんなバイクが良いのでしょうか?

A:これは本当にワクワクする悩みですね!どのようなバイクを組み合わせるかによって、バイクライフの幅は大きく変わってきます。ここでは、50代リターンライダーにおすすめの組み合わせをいくつかご紹介します。
① 大型ツアラー(メイン) + 125ccスクーター(セカンド) これは最もポピュラーで、後悔しにくい組み合わせです。
- 大型ツアラー:長距離ツーリングや高速道路での移動を快適にこなすことができます。タンデムもしやすく、夫婦での旅行にも最適です。
- 125ccスクーター:維持費が安く、近所の買い物や通勤、街乗りで大活躍します。駐輪場にも困りにくく、気軽に乗り出せるのが魅力です。
② ネイキッド or アメリカン(メイン) + オフロードバイク(セカンド) 「オンロードの楽しさ」と「オフロードの未体験ゾーン」の両方を楽しみたい方におすすめです。
- ネイキッド or アメリカン:休日のワインディングロードやのんびり走るツーリングを楽しめます。
- オフロードバイク:林道や河川敷など、舗装されていない道を走ることで、日常とは全く違う刺激と感動を味わうことができます。新たな世界が広がりますよ。
③ 往年の名車(メイン) + 最新モデル(セカンド) これもリターンライダーならではの楽しみ方です。
- 往年の名車:若い頃に憧れたバイクをもう一度手に入れ、当時の思い出に浸ることができます。
- 最新モデル:最新の電子制御や安全装備を搭載したバイクに乗ることで、進化し続けるバイクの世界を体感できます。最新技術に触れることで、新鮮な驚きと感動が得られます。
重要なのは、「1台目にはできないことを、2台目でどう実現するか?」を考えることです。 私の個人的な体験談ですが、以前SNSで「バイク2台持ち」の投稿を見て、思わず共感したことがあります。(個人的見解です。) その方は、メインバイクとして大型のネイキッド、セカンドバイクとして軽量なオフロードバイクを所有していました。 「平日は仕事帰りにカフェに立ち寄るためにネイキッドで軽く流し、週末は林道ツーリングで泥まみれになってストレスを発散する。どちらも最高の時間!」と語っていました。 この投稿を見て、「あぁ、これこそバイク2台持ちの理想の形だな」と強く感じました。
組み合わせに正解はありません。あなたのライフスタイルや「どんなバイクライフを送りたいか」をじっくり考えて、ワクワクする組み合わせを見つけてください。
もし後悔したら?売却・手放す時の注意点と体験談
Q:もし「やっぱり2台は無理だった…」となったら、簡単に売却できますか?

A:はい、ご安心ください。もし2台持ちが自分には合わなかったとしても、バイクは比較的スムーズに売却することができます。ただし、少しでも高く、そしてトラブルなく売るためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まず、「売却のタイミング」です。一般的に、バイクの需要が高まる春先(3月~5月)は、買取価格が高くなる傾向があります。少しでも高く売りたい場合は、この時期を狙ってみるのも良いでしょう。
次に、「買取業者選び」です。複数の買取業者に査定を依頼し、一番高い価格を提示してくれたところに売るのが基本です。最近は、インターネットで複数の業者に一括査定を依頼できるサービスも増えていますので、活用してみるのがおすすめです。
また、「日頃のメンテナンス」が非常に重要です。いくら高く売れる時期でも、メンテナンスを怠っていたバイクは査定額が低くなってしまいます。定期的な洗車やオイル交換、簡単な点検をこまめに行っておくことで、バイクの状態を良好に保ち、査定額アップに繋がります。
私の個人的な体験談ですが、セカンドバイクとして購入したバイクを手放すことになった友人の話です。その友人は、バイクを買って満足してしまい、ほとんど乗らずにガレージに置きっぱなしにしていました。久しぶりに動かそうとしたら、バッテリーは上がっているし、チェーンは錆びているし、タイヤの空気も抜けていました。 結局、メンテナンス費用がかさんでしまい、査定額もかなり安くなってしまったそうです。
彼は「もっとちゃんと乗ってあげればよかった」「日頃から手入れをしておけば、こんなことにはならなかった」と後悔していました。 この話から学べるのは、「バイクは乗ってナンボ、そして日頃の手入れが大切」ということです。
もし、将来的に売却の可能性があることを少しでも考えているのであれば、日頃から愛情を持ってバイクに接してあげることが、結果的にあなたの後悔を減らすことにつながります。
バイク2台持ちは後悔どころか最高に楽しい!新たなバイクライフを始めよう
ここまで「バイク2台持ち」に関する様々な不安や疑問にお答えしてきました。経済的な負担、置き場所、家族の理解、乗り分け、そしてもしもの時の売却。どれも現実的な課題ばかりで、少し重く感じたかもしれませんね。
しかし、これらの課題を乗り越えれば、その先には「最高に楽しいバイクライフ」が待っています。
- 天気の良い休日に、メインバイクで景色を楽しみながらロングツーリングに出かける。
- 平日の仕事帰りに、セカンドバイクでいつもの道ではない場所を散策し、新しい発見をする。
- 家族とタンデムで、週末の小旅行に出かける。
- オフロードバイクで林道を走り、泥まみれになって童心に返る。
こんな風に、気分や用途に合わせてバイクを乗り分けることで、あなたの日常は今まで以上に豊かになります。それは決して「後悔」ではなく、「人生を彩る素晴らしい選択」になるはずです。
バイクは単なる移動手段ではありません。私たちの人生を豊かにしてくれる、かけがえのないパートナーです。若い頃の情熱をもう一度呼び起こし、50代の今だからこそできる、「最高のバイク2台持ちライフ」を始めてみませんか?